- テニスキャンプに参加した子どもたちはどのような成長や発見をしたのか?
- ボランティアとして参加した人たちは、どのような感想や気づきを得たのか?
- テニスを通じた人とのつながりや自信の築き方とは具体的にどのようなものだったのか?
エーシング・オーティズムによるテニスのキャンプが開催されました。
このキャンプでは、子どもから定年退職をされた方まで地元のボランティアの助けを借りて、発達障害の自閉症スペクトラムの14人の子どもたちが、テニスができるようになっただけでなく、人とのつながりと自信を築く機会を得ました。
エーシング・オーティズムはテニスを通じて、発達障害の自閉症の子ども助けることを目的とする非営利団体です。
ニーリー・ゼルバキスとシャノン・ルイスが共同し、今回のキャンプを行いました。
参加した子どもたちにテニスができるようになることだけでなく、テニスを通じて人と関われる環境を提供することを目的にしたといいます。
「参加した子どもたちをプロのテニスプレイヤーにしようするわけではありませんでしたが、他の子どもたちと同じように教えています。そして、たくさんのことができることがわかりました。
ボランティアの協力のおかげもあって、本当にたくさんのことが。
私たちは技術的なことだけでなく、前向きな考え方も教えたいと思っていました」
このキャンプでは、高校生から定年退職した方までがボランティアとして協力しました。
多くの人は1日だけを予定していたものの、楽しくなって何日も参加してくれたといいます。
ボランティアの一人、高校生のリリー・マッカローは自分もテニスを行っていて、このキャンプが行われた場所は第二の故郷のようなものだといいます。
「今回のボランティアを通じて、発達障害の子どもたちの良いところを知りました。
発達障害の子どもたちへの理解、そして感謝する気持ちをもちました」
そして、リリーは前回のキャンプで教えた子どもに再び会えたことを喜んでいます。
「彼と知り合いになれたのは、本当にうれしい。
彼と情熱を共有できる、テニスが大好きです」
アインスリー・クラドックもボランティア活動を楽しみました。
「発達障害の自閉症の人にとって、社会的なつながりや友だちを作ることは簡単ではありません。
なので、それを助けることができるのがうれしいです。
私もテニスが大好きです。なので、一緒にプレーできます。それは最高です。
一緒にプレーした彼は、とてもオープンになりました。
とても内気だったのが、今では走り回って、みんなと同じようにおしゃべりになりました」
今回のキャンプを行ったニーリーとシャロンはこう言います。
「たとえば、少年のジョルダンはこのキャンプに4回、ずっと参加してくれています。
内気なネイトは、70歳の元チャンピオンとプレーしてから、あらゆる年齢、あらゆる人たちとつながれるようになりました。」
二人は、より多くこのテニスキャンプを行えるようにし、テニスを通じて人のつながりをもっと大きくしていきたいと考えています。
(出典・画像:米WILLIAM&MARY)
テニスいいですね。
うちの子にはかなり難しいかもしれませんが、ボールに当たらなくても一緒にラケットを振れば、きっとすごい笑顔になると思います。
発達障害の子どもと親が楽しく過ごせるようにしたスポーツジム
(チャーリー)