- 青年が髪を切ることに不安を感じる理由は何か?
- 発達障害の子どもたちにとって、髪を切ることはどんな意味を持つのか?
- 理髪店に連れていくことができない家族にとって、その困難さは何に関連しているのか?
たくさんの子どもたちが初めて髪を切りました。
ドキドキしながら親たちは「ジムの理髪店」に行きました。
その英国にある理髪店は、髪をカットしているところの動画をネットにあげて、ちょっとした人気になっています。
メイソンはやっと、ジェームス・ウィリアムズに髪を切ってもらうことになりました。
床の上に腹ばいになって、コンピュータをいじりながら、ハサミとくしとで髪を切ってもらっています。
多くの発達障害の子どもたちにとって、髪を切ってくれるところを探すのは簡単なことではありません。
髪を切られている感覚を痛みとして感じたりするからです。
また、知らない人が近くにいるのも嫌がり、そして知らない人に恐怖も感じてしまいます。
そのため、ジムの髪を切る方法に大きな関心が集まっています。
それは、怖くないことを示すために自分の髪を切ったり、お客さんの車の中で切ったり、お店の中でじっとしていられない子どもには、はさみを手にしてついて行ったりします。
多くの発達障害の子どもは、いろいろな音やバリカン、ヘアドライヤーなどの刺激を我慢することができません。
理髪店での髪を切る人の格好も、大きなストレスになったりします。
理髪店に連れて行くのは、家族にとって大変なことなのです。
イギリス中のいくつかの理髪店が、ジムの理髪店と組んで、「発達障害者向け理髪店連合」を作っています。
すでに予約でいっぱいです。
ヴェロニカ・コリエティの息子、カラム7歳はこれまで髪を着ることができませんでした。
英発達障害者協会のスコットランド・ボランティア支局長も務める母親のヴェロニカが言います。
「カラムは、人が近寄ることを嫌っていました。
多くの親たちも、発達障害のことを知らない、対応することができない理髪店へ子どもを連れて行って、ひどい経験をしていました。
そこで、自分たちで簡単に髪を切ってしまおうと、バリカンを使う親もいましたが、もっとひどいことになったり、見た目もひどくなってしまいました。
触られることが嫌いな子どもや、髪や爪を切ることが本当に痛い発達障害の方もいます。
さらに、理髪店は少し冷たい雰囲気があります。
なので、親たちは連れていけないのです。」
そんな時に、ネットでジムの動画を見て、興奮しました。
「ジェームスのような発達障害について理解をする人だと、そうではないんだと。
彼は、時間を長くとります。子どもをよく知るために準備をするためです。
日曜は発達障害の人向けの日としています。
こんなふうにしてくれているので、親はためらう必要がありません。」
(出典・画像:英eveningtimes)
(画像はYouTubeから)
たしかに、連れていけませんね。
小さいころに数回連れて行っただけで、あとは自宅で切っています。
全くそのとおりの状況です。
近くにこういうところがあれば、もっとかわいい髪型にしてあげられるのですが。
素晴らしい店員さんはこちらの話にもいらっしゃいます。
27万を超える「いいね!」をもらった神店員
(チャーリー)