- 発達障害や自閉症の子供が自立して社会に参加するためには、どのような活動や仕事が適しているのでしょうか?
- 言葉でのコミュニケーションが難しい場合、どのように仕事を見つけたり、仕事を効果的に行うことができるでしょうか?
- 自閉症やADHDを持つ人が起業するための成功例や、そのためにどのようなサポートが必要でしょうか?
21歳の自閉症の男性が、自分の事業を拡大しています。
ブランドン・ミックは話すことはあまりできません。
何か欲しいということは伝えられますが、会話をすることはできません。
ブランドンが18歳になって学校を卒業したあと、母親のシモーネと父親のロブは何か仕事をさせたいと願いました。
「私たちは息子を社会の一員にしたかったのです。
どこかに勤められたらと思いましたが、どうにもなりませんでした」
ブランドンは学校では職業訓練を行いました。そこでは迅速に仕事を行うことができました。
障害者のための乗馬活動ではボランティアとして助け、学校新聞を作り、ダンスとアートのクラブ活動にも参加していました。
しかし、学校を卒業した後について、その答えに家族は苦労していました。
何かブランドンがうまくできることを見つけたいと考えていました。
母親は、学校でブランドンが先生がシュレッダーにかけるのを手伝うことが好きだったことを思い出しました。
そしてひらめいたのです。
読むことも話すこともできないことは、秘密の文章を扱うにはむしろ良いことだと気づいたのです。
家族は小さなシュレッダーを購入し、地元の企業や家々に文章を廃棄する箱を預け、文書をシュレッダーで廃棄するサービスのチラシを作り配りました。
介助者も手伝って、ブランドンは企業や家々をまわり、家のガレージに置いたシュレッダーで文書を廃棄します。
始めてから2年が経ち、今では150を超えるクライアントがいて、ブランドンはフルタイムで仕事をしています。
母親のシモーネはこう言います。
「息子は穏やかな大男です。
人生を愛し、楽しいことが大好きです」
ブランドンはこう言います。
「月曜日に、働く、ボスは自分」
そして多くの人が仕事を休めると週末を楽しみにしますが、ブランドンは週末はさらに大忙しです。
ブランドンは廃棄された文書から張り子の置物や小物などを作って販売もしています。
このささやかな収益も、設備を新しくしたり、事務用品の購入やランチ代にしています。
月に一回、ブランドンのような特別支援を必要とする人が訪問することは、相手にも学びを与え、ブランドンもたくさん学べる機会になっていると母親のシオーネは言います。
「息子は相手にいつもこう言えるんです。
『こんにちは、箱を交換に来ました』
お客さんもとても協力的です」
2019年になって、助成金もついて「ブランドンのシュレッティングバンカー」社にすることができました。
特別支援を必要とする学生たちを歓迎し、ヨガ、芸術、音楽を学べるスペースも設ける予定です。
そして、今後そうした人たちを雇用することを望んでいます。
「息子のブランドンは素晴らしい経験をすることができています。
今では社会の大きな一部になっています。
もう隠れてなんかいません。
まわりの人たちもブランドンをすごく信頼してくれています」
(出典・画像:豪THE AGE)
読めない話せない、それがメリットになることもこうしてあるのですね。
見方を変えれば大きなメリットがある。
たくさん、それに気づきたいです。
話すことができないうちの子も特別支援学校でシュレッダーの作業はしていました。
この仕事ならニコニコできそうです。
もちろん、安全には十分に気をつけて。
発達障害で知的障害の青年は大好きな激辛ホットソースで起業
(チャーリー)