- 発達障害を持っているが、自分でビジネスを始めることは可能か?
- 就職が難しい場合、どのように自分で道を切り開くべきか?
- 障害を持つ子どもが将来、働く機会を得るために親ができるサポートは何か?
Red、White&Brewは外から見ると普通のカフェのように見えます。
オーナーは店でコーヒーを提供しています。
「この店は傷害のある人にとっての希望への道標です」
オーナーのマイケル・コインはそう言います。
マイケルは発達傷害です。自閉症とADHD、そして双極性傷害も抱えています。
スペシャルオリンピックスのアスリートでもあるマイケルはいつかレストランの仕事をしたいとプログラムに参加してきました。
しかし、いくつかの場所で働いたものの雇用されることはありませんでした。
それにうんざりしたといいます。
「私が21歳になり、応募をしましたがどこも雇ってくれませんでした」
雇われないことがマイケルが別の方法で生計を立てることを後押ししました。
両親の力を借り、自分でビジネスを行おうと決めました。
「親として、私たちは息子の価値がわかっています」
母親のシーラはそう言います。
「レッテルを貼り雇用しない状況を見続けるよりも、息子にできることを探しました」
マイケルは、米ロードアイランド発達障害センターでビジネスクラスを修了するとすぐにこのRed、White&Brewをオープンさせました。
「カフェを開くのを応援したのは人とのふれあいがあるからです」
そう母親のシーラは言います。
「息子は障害をかかえていますが、できるところを見てくださいとお客さんには伝えています。
そして、息子も実社会で社会的スキルが伸びています」
カフェの向かいにあるお店ではマイケルの仲間たちが作った製品を販売しています。
「息子をこれほど誇りに思えたことはありません。
今は素晴らしく活躍しています。
息子は本当に素晴らしい存在なんです。
カフェに入ればわかりますよ」
マイケルは大きな笑顔で、インクルージョンを伝えられるお店にしていきたいと言います。
そして将来、特別支援が必要な人も雇用していきたいとも。
「いろいろな人たちと一緒に働きたいだけです」
母親のシーラはこのお店を始めたことが、就職に苦労している障害のある人たちが人生を切り開くための助けにもなればと願っています。
(出典・画像:米Fox8)
もちろん簡単なことではないですが、自分で自分を殺すようになるまでどこかに雇用されようと続けたり、雇用されても辛い状況が見えるのなら、起業という選択しをもっとリアルに考えられたらと思います。
就労移行支援だけでなく、起業支援もあっていいと思います。
16歳の発達障害の少年が起業。自信もつき3人を雇うまでに
(チャーリー)