- 自閉症について他人に理解してもらうためにはどうすればいいですか?
- 自閉症の子供が誤解されないようにするためにはどんな方法がありますか?
- 自閉症への偏見やステレオタイプを変えるための具体的な方法は何ですか?
ユニークなものを使って、発達障害の自閉症へのステレオタイプなイメージを変えようと取り組んでいる母親がアメリカにいます。
クリスティーン・ワイリーの息子と孫への愛が、自閉症の人たちへの理解を進める方法、絵をつけた石を思いつかせました。
「最初は成長が少し遅れているだけだと思いました。
しかし、息子は自閉症と診断をされたんです」
クリスティーンの息子のディランはその行動から、多くの人に誤解されてきたといいます。
「自閉症について理解が全くされていませんでした。
ただ、私の息子は言うことをきかない子ども、そして私はきちんとしつけができない親と思われていました」
そこで、クリスティーンは自閉症について周りの人に理解してほしいと願い、考えたのです。
楽しいクリエイティブなことを始めました。
石に絵を描き、それをきっかけにして自閉症について理解してもらうことです。
「この絵を描いた石を、外の場所に隠して置くんです」
石の裏側には、この取り組み「オーティズム・ロックズ」のFacebookページの情報が書かれています。
アクセスすると、自閉症への誤解をとける、学べる情報が表示されます。
息子のディランはこう言います。
「私のような人たちについて目を向け、チャンスを与えてくれる母親です。
自閉症の人たちは間違った見方がされています。
ひどいことです」
初めて数ヶ月になりますが、この絵を描いた石によるプロジェクトは評判となっていて、今後も継続する予定だとクリスティーヌは言います。
(出典・画像:米KPAX)
ありきたりでお金がかかるイベントよりも、創意工夫のこうした取り組みのほうが興味をもたれて、誤解をとくのに有効かもしれませんね。
発達障害の人や家族は厳しい目から逃れるために孤立してしまう
(チャーリー)