- バレーボールチームに初めての発達障害をかかえる選手が参加しても、他の選手に勝てるのか?
- 発達障害をもつ子どもがスポーツチームに参加する際、環境への適応はどうなるのか?
- 発達障害をもつ子どもがスポーツを通じて成長することは可能なのか?
9歳の少女は発達障害に負けずにバレーボールチームの一員になりました。
クレイ・ブラウンは、ここ米アラバマ州オークマン市のバレーボールチームで初めての発達障害をかかえる選手です。
他の選手に負けていません。
グレイはもう2年間バレーボールをしています。
グレイは2歳のときに自閉症スペクトラム障害と診断をされました。
母親のスローンはグレイは今のようになるまで、かんたんなことではなかったといいます。
「初めて練習に参加したときはパニックを起こしてしまいました。
練習場は本当にとても、発達障害の子には怖い場所だと思います。
たくさんの人がいて騒がしくて、とてもつらく感じた時間がありました。」
母親のスローンは娘のグレイの社会的なスキルの向上を懸命に手伝ってきました。
「グレイは移動するときにも問題をかかえています。
ずっと長い間、ドアを開けることができませんでした。
風景が一変すること、大きな音、たくさんの人たち、娘にはとても難しいことでした。」
しかし、グレイは家族とバレーボールチームの支援で大きく成長してきました。
グレイはネットでこうメッセージを伝えています。
「幸せになろう、強くなろう、勇敢になろう。」
母親のスローンはグレイを本当に誇りに思っています。
「親として本当に誇りに思っています。
みんなが子どもたちみんなを誇りに思えるはずです。
できないと思われていたことを、子どもたちはやりとげることができます。
決してできないと思っていたのに、それが今できているんですから。
発達障害の私の娘も他の子どもと変わらない可能性をもっていたんです。」
(出典・画像:米WJTV)
親としては楽しく取り組めている子どもの姿が見れたら、それだけでうれしいものです。
まして、たくさんの仲間達と一緒に姿をみたらなおさらのことです。
発達障害の青年はチアリーディングで最高の応援をし人生を変えた
(チャーリー)