- ニュージーランドファッションウィークのキャットウォークに知的障害を持つモデルが出演することは、彼らにどんな意味を持つのだろうか?
- ダンス・フォー・アビリティーズが主催するこのファッションショーとダンスパーティーは、知的障害を持つ人々にとってどのような影響をもたらすのだろうか?
- ファッションショーに参加することで、周囲の人々の見方や偏見に変化をもたらすことができるのだろうか?
知的障害をかかえる15人のモデルが、ニュージーランドファッションウィークのキャットウォークを歩き「多様性」を祝いました。
モデルたちはニュージーランド最大のショーで地元のデザイナーのものを着ました。
「私はとても興奮しました。」
「キャットウォークを歩いているときには緊張していたと思いますが、
今はリラックスしています」
そうモデルたちは言います。
そして、ショーの後には、300人が参加したダンスパーティーが始まりました。
このファッションショーは、知的障害のある人に楽しい夜を過ごす機会を提供することを目的に設立された非営利団体であるダンス・フォー・アビリティーズによって主催されました。
ダウン症候群で生まれた妹のローザがきっかけで、ジョナサンとダニエル・ホプカークが立ち上げました。
「私たちはよく外に出かけました。
しかし、妹はそうではありませんでした。壁がありました。
なので、こうした取り組みは妹のローザのような人たちも、私たちが日々経験していることを体験できる機会になるのです。」
そうダニエルは言います。
デザイナーたちはこのファッションショーの開催を歓迎しました。
これまではこのファッションショーは閉鎖的なものとして思われてきました。
ダニエルはこう言います。
「とても排他的で高級なイメージがあるものとして知られてきました。
しかし、私たち知的障害のモデルたちが参加したことで、それが変わったことを見せられたことも良かったと思います。
障害についての人の見方を変え、多くの偏見の壁も打ち破ることができることをわかってもらえるはずです。」
(出典・画像:ニュージーランドtvnz)
明るく楽しめる。
本人たちも、まわりの人たちも変わる、変える。
こんな素敵な機会はどんどん増えてほしいと思います。
これなら、うちの子も笑顔で参加できそうです。
妹のために始めた知的障害、発達障害、大歓迎のナイトパーティー
(チャーリー)