- 発達障害や不安症とうつ病を持つ人にどんな療法が効果的なのか?
- 動物とのふれあいは発達障害や知的障害のある人にどのように役立つのか?
- 動物と触れ合うことで人との関わり方にどのような変化が生じるのか?
15歳のチェルシー・メイベリーは発達障害と診断されています。
不安症とうつ病もかかえています。さまざまな療法を受けてきました。
そして今、行っているのは「子猫療法」といっていいでしょう。
チェルシーはこれまでの3年間、動物シェルターにいる何十匹ものネコと触れ合ってきました。
この動物シェルターには、新たな飼い主を待っている数十匹の犬やネコがいます。
常にボランティアの人たちが犬の散歩や子猫の世話をしています。
週に2回、チェルシーは子猫を抱きしめにいきます。
彼女には願いがあります。
「子猫たちが愛されていること、
そして希望があることを知ってほしいと思っています。
ずっと飼い主が見つからない子猫もいます。飼い主に出会える子猫もいます。
私は子猫たちに人とのつながりを教えたいんです。
きっといつか飼い主が見つかるはずです。
ただ、正しい人にまだ出会えていないだけです。」
そして、子猫がチェルシーを助けてもいます。
「子猫たちが娘を助けてくれているんです。」
そうチェルシーの母親のアンジーは言います。
「娘は人との関わりに困難をかかえています。それに比べると、動物は娘にとって関わりやすい存在なのです。
そして、動物をだきしめると娘は落ち着くことができます。
娘はここに来て、子猫たちとふれあい、関わり合います。
そして、ここに来た子猫を飼いたいという人たちとも触れ合うことができます。」
母親のアンジーは、ここに来るようになってから社会的にだけでなく、知能面でも成長してきたといいます。
当初は6歳レベルの知能だったのが、現在では9歳程度にまで向上したといいます。
チェルシーはこう言います。
「子猫たちはこれから愛を持って飼われるようになることを考えると、私はとても幸せになれるんです。」
(出典・画像:米The Bismarck Tribune)
ネコいいですよね。
うちの子にもねこちゃん、すごく良いと思います。
そう思って昔、猫カフェにうちの子を連れて行ったことがあるのですが、うちの子はほとんど関心を示しませんでした。
もう少し落ち着ける環境で長い時間いることができれば、ねこの方からうちの子に関心を示してくれるのかもと期待したまま帰ってきました。
しかしまた、行ってみたくなりました。
(チャーリー)