- 発達障害や知的障害を持つ人が仕事を見つけるにはどうしたらよいですか?
- 好きなことで仕事をするためにはどのようにビジネスを始めたらいいですか?
- 障害者の起業をサポートするための適切な支援は何がありますか?
ブランディット・ウェルウッドは19歳。これまでに多くの課題に直面してきました。
発達障害で知的障害もあります。
ずっと好きなこともみつかりませんでした。
しかし、好きなことで仕事をしたいという夢をもっていました。
ウェルウッドは、チリペッパーや激辛ホットソース、それらを食べる人の動画を見るのが大好きでした。
ウェルウッドの母親の友だちのショーン・ハゲニンが協力をしてくれました。
ハゲニンは牧師で、音楽家でシェフと多才な人です。
ハゲニンはウェルウッドにビジネスを始めることをすすめると、ウェルウッドはとても辛いソースを作りたいと言いました。
それから、二人はいくつものソースを作って試しました。
ウェルウッドは12種類のハバネロを育てることもはじめました。
そうしてビジネスが始まりました。
「私はブランディットが育てられる植物を購入しました。
ブランディットは一生懸命、育ててくれました。
これはブランディットの日常生活の目的となりました。とても幸せそうになりました。
それから、いろいろソースを作り始めました。
ブランディットはそれぞれのソースに名前をつけました。
その後も植物はますます大きく、そして増えています。」
「ブランディット・ウィックド・ピザホットソース」はこうして誕生しました。
初めてのソースの販売で、ソースを試してくれる人を見るとブランディットはほんとうにうれしくなりました。
さらに、実際に売れるとそれはとても興奮していました。
「すごくうれしいです。
僕はソースを作れるのがうれしいです。
作ったソースで喜んでくれる人がいます。
僕はショーンと一緒に働いています。」
現在ではWebや地元のスーパーでも販売しています。
「私たちは小さく始めました。自分たちに無理がないようにです。
私はこのビジネスで、ブランディットが取り組んでいる姿を見るのが大好きです。
そして、私は私でシェフの仕事ができます。
私も成長し、私の生活を豊かにしてくれます。」
ソースは、添加物や保存料なし100パーセント天然のもので作られています。
そして、ウェルウッドの妹が撮った写真から作られたウェルウッドの顔のイラストがロゴとなっています。
ハゲニンはこう言います。
「私はウェルウッドの顔のロゴをみると、目的を見つけた若者の姿が思い出されます。
私はウェルウッドのこの成長が、障害のある他の人に刺激を与えて、そして夢をもつことにつながってほしいと願っています。」
(出典:米Journal Standard)(画像:Facebook)
まわりにあわせるための無理も必要なく、そして特性を強みとして発揮できる機会となる、
障害のある方の起業、そして成功がどんどん増えていくといいなと思います。
そのために適切な支援も広まっていってほしいと願います。
発達障害の息子の働ける機会として母親が芝刈りの事業で起業
(チャーリー)