- 発達障害のある子供や大人が地域社会でどのように支えられることができるか?
- 発達障害をもつ子供が将来の仕事スキルを習得するためにどのような日常活動が効果的か?
- 発達障害のある人との交流が、周囲の人々にもたらすポジティブな影響は何か?
地方のスーパーマーケット、マーティン・スーパーマーケットが、発達障害の若者の人生を変えました。そして彼を助けてきたのと同じくらいに、彼もお店の人たちの助けとなっています。
アダム・マスマンと彼の母親のシェリルは毎日、同じ時間にマーティン・スーパーマーケットにやってきます。
「息子はここに来ることを仕事のように思っています。なので毎日ここに来ます。スーパーの店員さんたちは、息子を歓迎してくれます。それも、毎日。息子は毎日ここに来て、いろいろ学んできました。
お金の支払い方や、セルフレジでの入力など、なので、いつか息子が仕事をするようになったときに役に立つようになるかもしれないと希望をもつことができました。」
支払いのレジで、アダムと店員のマーク・シューベルトが顔を合わせます。
「そんなに真面目なやさしい気持ちがあったわけではないかもしれません。しかし、ある日に彼がやってきて、私にハイタッチをしました。彼がみんなにしているように。
その時、私の気持ちが変わりました。
きっと、みんなもそうなります。彼に喜んで欲しいと。」
その時から、友情が芽生えました。
「彼の笑顔がエネルギーになるのです。毎日、エネルギーをもらっています。
おかげで毎日が楽しくなりました。アダムのせいで変わったのです。」
笑顔でのハイタッチは、スーパーのみんなもするようになっていました。
「彼がここに来てくれて、彼からエネルギーをもらうことが、毎日のモチベーションになっています。とても幸せです。」とマークは言います。
アダムは何年も、スーパーにいって、買い物をしてきました。
母親は、この店員さんやまわりとのやりとりが、彼の発達をとても助けてくれていると言います。
(出典・画像:米WSBT)
なかなか、彼は大きいので日本だとびっくりされてしまいがちだと思います。
アメリカのお店や店員さんのおおらかさ、やさしさも伝わるうれしくなるニュースです。
ヒーローになっている店員さんもいます。
家族がヒーローと称えるウェイトレスさん
(チャーリー)