- 発達障害の人々の特性がどのように強みに変わるのか?
- 発達障害についての意識を高めるためにはどうすれば良いのか?
- 発達障害の特性を活かしたキャラクターやストーリーがあるメディアは何か?
「フォーカス」はデータを分析し集中することで、未来を予測することがマッチョなスーパーヒーローです。
そしてフォーカスは発達障害。
「フォーカスの強さの源は発達障害であることです。」
フォーカスのチーフアーティストの一人、ダグラス・ハバートはそう言います。
アメリカで開催されたFanXソルトレイクコミックコンベンションで、コミック本の「フォーカス」が紹介されました。
このコミックは発達障害についての意識を高めたいと思った、人類学者のイボンヌ・ワンが発案し作られました。
「ワンのそばに発達障害の人がいました。
社会に受け入れらるのに苦労していました。
すべての発達障害の人のために、世界を変えたいと思いました。」
発達障害、自閉症の人が持っている強さ、ものすごく集中できること。
スーパーヒーローのフォーカスのアイデアはそこから生まれました。
「発達障害の人はフォーカスしたいものを見つけたら、100パーセントそれに集中することができます。」
フォーカスのコミックの中にも出演している、俳優のトニー・トッドはそう言います。
「ファイナル・ディスティネーション」などの映画でホラーな存在として知られるトッドが、フォーカスのコミックにサインを記し販売を手伝いました。
ワンは、全米での販売をこれから目指したいと語っています。
(出典・画像:米The Salt Lake Tribune)
見方が変わったり、状況や環境が変わることで、弱みが強みになります。
そう、変えることに気づかせてくれる、こうした創作、コミック、スーパーヒーロー、ますます出てきてほしいと思います。
発達障害の人の助けになっているアニメ、映画、コミック、ラノベ
(チャーリー)