- 発達障害を持つ子どもが適した学び方は何か?
- 通常の学校では友達ができなくて困っている場合、どうすればいいか?
- インターネットを使った学び方にはどんな利点があるか?
マディソン・ローダーミルクは、学校の授業をパソコンで受けています。
「手を挙げる必要もありません。」
マディソンは11歳、5年生です。
「家にいても、学校の友だちと話すこともできます。」
マディソンは、インディアナ・デジタル・ラーニング・スクール(IDLS)というネットの公立学校に入学しています。
マディソンは発達障害。
3年生の学習内容を学んでいます。
IDLSは、生徒ひとりひとりにあわせた学習カリキュラムを提供します。
すべてが生徒のペースにあったものになっています。
公立学校なので、無料で学ぶことができます。
先生は州の認定を受けています。
教室で座る代わりにマディソンはパソコンを通じて、先生やクラスメートとチャットします。
「みんなの顔をカメラを通じて見ることができます。」
マディソンはこれまで通常の学校に通いましたが、友だちもなかなかできませんでした。
「本当にとても難しかったです。」
マディソンは自分にあった学び方を考え、IDLSに入りました。
「ここに入って本当に良かったと思います。」
そう熱く語ります。
マディソンの姉も、マディソンは変わったといいます。
「数学の学習がすごく進んでいます。
私も母も、私たちがいなくなっても、マディソンは自立して生活できるかずっと心配していましたが、社会的にも進歩してきました。」
マディソンはこう言います。
「私はクラスメイトのみんなが大好きです。」
IDLSでは宿題も出されます。
マディソンは1日に少なくとも4〜5時間はIDLSで学んでいルト母親は言います。
マディソンはますます多くの友だちができることを願っています。
IDLSはマディソンが輝ける、学びの選択肢となりました。
「私たちみんな、困難を感じることがあります。それでも大丈夫です。」
(出典・画像:米WHAS11)
通信・ネット教育はますます多くの人が利用するようになると思いますし、なってほしいと思います。
学ぶために行くのに、行けなくて学べない。
本当にそれがこれまで多かったと思います。本末転倒です。
無理して行って、つらく、自分をすり減らしていくよりも、
こうして自信がついて、また行きたいと思えるようになるほうがいいとみんな思うはずです。
インクルーシブ教育がつらい親子も多い現実
(チャーリー)