発達障害のニュースと障害者のハンドメイド

発達障害の少年は大好きなピクルスで自分でビジネスを始めた

time 2019/01/28

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

発達障害の少年は大好きなピクルスで自分でビジネスを始めた
  • 発達障害を持つ人が自分の好きなことをビジネスにできるのか?
  • 家族や仲間の支援がビジネス成功にどのように貢献しているのか?
  • 発達障害を持つ人がビジネスを通じて社会的スキルを向上させることができるのか?

カーソン・レスターはずっとピクルスが大好きでした。
毎日、お弁当箱の中にはピクルスが入っていました。
ピクルスへの愛でネットビジネスを始めるようになったことに不思議はありません。
「カーソンは、夕食にはいつも、一つの瓶のピクルスを食べてしまいました。」
そうカーソンの母親のデブラは言います。
カーソンのベンチャービジネス、「おいしいピクルス・バイ・カールソン」をはじめたのは偶然がきっかけでした。
p3
「学校で、息子は農業に関わることになりました。
教室から出て農業の学習をするんです。
それは、実社会で役に立つように学ばせる取り組みです。」
すぐにカーソンは自分でビジネスをしたいと思いました。
実際、カーソンの両親はずっと冗談を聞いていたと言います。
「僕は有名人になりたいとは思わない。金持ちになりたい。」
そうした考え、ピクルスへの愛によって、本当にビジネスを起こすことになったのです。
「本当にしようと思ったんです。
僕はこの仕事が大好きです。」
カーソンがピクルスを作り始めました。
p6 p1 p5
しかし、カーソンのピクルスを買いたいという人はいませんでした。
「私たちは、無料で配り始めました。するとカーソンのピクルスが評判になったんです。」
母親のデボラは、カーソンがますますピクルスづくりに励んでいるのをみて、本当にビジネスにしたいのだと理解しました。
「販売することを考えるようになりました。売れると私たちも思うようになりました。」
カーソンは発達障害です。
カーソンのこのピクルスの事業は、社会的なスキルを向上させるのにも役立っています。
そして、本当のビジネスを通じることで人と対話をし、ビジネススキルにも磨きがかかっているといいます。
「息子のカーソンにとって、このビジネスはすべてです。
情熱を注いできただけでなく、息子の人生も変わりました。
人との関係、感情面、学業も良くなりました。
今はとても幸せになったように思います。」
カーソンはピクルス販売を事業化するときに、仲間たちから多くの協力を得ています。
p4 p7
友だちのジェイコブは土曜日にやってくると、野菜を切るのを手伝っています。
ジェイコブはお金は受け取らず、代わりにピクルスをもらいます。
他の仲間たちはビジネス拡大のために寄付をしてくれています。
カーソンのピクルス販売事業はとてもうまくいっています。
全国から注文が来ています。
カーソンはいつか、自分できゅうりを育てるために温室を作りたいと考えています。
「十分なお金がたまったら、建物を手に入れたいと思います。」
(出典・画像:米wcnc
自分の好きなことを見つけて、それで自らビジネスを行っていく。
そんな発達障害の方も、どんどん増えていくといいなと思います。
発達障害、アスペルガー症候群の少年が伝える「起業のススメ」

(チャーリー)


たーとるうぃずを「いいね!」をする。フォローする。

その他の最新の記事はこちらから
福祉作業所で障害のある方々がひとつひとつ、心をこめて作り上げた良質なハンドメイド・手作りの品物をご紹介します。発達障害の関連ニュースや発達障害の子どもの4コマ漫画も。
気に入ったものはそのままamazonで簡単にご購入頂けます。

商品を作られた障害のある方がたーとるうぃずやAmazonに商品が掲載されたことで喜ばれている、売れたことを聞いて涙を流されていたと施設の方からご連絡を頂きました。

ご購入された方からは本当に気に入っているとご連絡を頂きました。ニュースや4コマ漫画を見て元気が出たとご連絡を頂きました。たーとるうぃずがますます多くの方に喜ばれるしくみになることを願っています。


NPO法人Next-Creation様からコメント

「たーとるうぃず様で販売して頂いてからは全国各地より注文が入るようになりました。障がい者手帳カバーは販売累計1000個を超える人気商品となりました。製品が売れることでご利用者の工賃 UP にもつながっています。ご利用者のみんなもとても喜んでおります」

テキストのコピーはできません。