- 知的障害や発達障害を持つ人が大学で支援を受ける方法はありますか?
- 発達障害や知的障害を持つ学生が大学生活を成功させるためにどのようなサポートが提供されますか?
- 大学で発達障害や知的障害を持つ学生が社会とどのように関わることができますか?
ジャック・ミルコビッチは米モンタナ州立大学の新入生です。
「ラーニング・イズ・フォー・エブリワン」プログラムの最初の7人の生徒のうちの一人です。
モンタナ州立大学のこのプログラムは、知的障害、発達障害の生徒のためのものです。
「僕のお母さんは、僕がその対象になったことに喜んでいました。」
このプログラムを受けている生徒たちは、学校の授業や生活での支援を受けるために、週に一度メンターに会います。
このプログラムのディレクターのクリスティー・ソフィアネックはこう言います。
「大学での経験、学び、そして自分で決めていくことをできるようにします。
他の学生と同じように、大学で過ごせる機会を得られるようにするものです。」
ジャックはこう言います。
「僕はエミリンに会います。エミリンは僕が人に話すときに手伝ってくれます。
そして、月曜と金曜は一緒に学びます。
他の人と会うのは苦手です。」
モンタナ州立大学のシニア・メンターのエミリン・アルブライトはこう言います。
「私たちは、長い時間を一緒に過ごしています。
彼が私に不満を感じているところもあるかもしれませんが、私をとても大事に思ってくれています。
一緒に、学べることは私にとってもうれしいことです。」
ディレクターのクリスティーはこう言います。
「このプログラムを通じて、私たちすべての誰にでもスキルと才能があることを知ってほしいと思います。
挑戦する機会、学べる機会があれば、私たちの誰もが社会に貢献できるのです。」
モンタナ州立大学では、今後さらに対象者を増やし、提供する支援内容も拡大させる予定です。
(出典・画像:米KBZK)
本人にとっても社会にとっても何より重要なのは、その時点での能力や才能ではなく、その人の意志、目的、夢です。
これまでのやりかたにこだわらず、何が目的で、何が手段なのかをきちんと考えれば、こうした支援や理解が広まるはずです。
いろいろな手段を認めることが、ニューロダイバーシティの本質だと私は考えます。
発達障害の子たちが過ごしやすく。ニューロダイバーシティの教室
(チャーリー)