- 発達障害の子どもたちが他の子たちと交流することで成長や変化が見られるのか?
- STEM(科学、技術、工学、数学)が得意な発達障害の子どもたちにとって、他の子どもたちとペアを組むことのメリットは何か?
- 発達障害の子どもたちが成長して大人になっても、同じ取り組みや関係を続けることができるのか?
わずかなやりとりから始まって、発達障害の息子が話しを始めるところを母親は見ることができました。
息子が他の子たちとも交流をして助けを得て取り組んでいる姿を見た母親は涙を流しました。
ニーナ・ゴードンは、発達障害の子どもたちが大好きです。
発達障害の子どもたち向けに24週間のプログラムを提供を始めました。
プログラミングををしたり、ロボットを作ったり、絵や音楽も教えるものです。
ニーナはこう言います。
「ここに来ている子どもたちは感動させてくれますよ。
成長しているんです。
そして、驚かせてくれるんです。
子どもたちは大きく成長します。
ここに来た頃は、子どもたちはお互いに話したりすることも、知ろうとすることもなくただ走り回っていただけなんですから。」
「息子が変わったんです。
本当に驚きました。私から離れて、すぐに取り込もうとしています。」
そうある母親が言います。
親たちは子どもたちの成長を見ることができます。
ブランドンの母親もそうでした。
ブランドンは話すことができないと思われてきました。
しかしSTEM(科学、技術、工学、数学)のクラスで今、ブランドンは人とコミュニケーションをしているのです。
仲間ができると、子どもたちは変わります。
発達障害の子を助けてくれる仲間の存在はどんなに大きいものか、ニーナはそう説明します。
この取り組みのユニークな点は、発達障害の子が発達障害でない子とペアを組むことです。
「僕はジェイデン・ウッズ。ここにいます。こんにちは。」
そうジェイデンが言います。
「彼は相手が自分の友だちになってくれるのを待つことができません。
僕も、ときどき怖く思うこともあります。」
そうマシューは言います。
マシューは、ブランドンに教えている仲間です。将来にも続く絆が今では築かれています。
「僕もそうなってほしいと思っています。」
この取り組みを始めたニーナはこう言います。
「私たちは、ここを卒業した発達障害の子どもたちも見守っていきます。
すでに、大人になってもつきあっている発達障害の人もいます。
もう家族のようなものです。」
(出典・画像:米fox2 Detroit)
みんながみんなもちろんそうではありませんが、STEM(科学、技術、工学、数学)が好きで得意な発達障害の子や方について語られることが多くあります。
STEMは、みんなに喜ばれる価値を作り提供してくれる分野です。
楽しんで、発揮して頂ければ、みんなに本当にうれしいことです。
そして、発達障害の人、そうでない人がペアになることでそれが加速でき、そしてお互い学べることも多いだろうと思います。
素敵な取り組みですね。
知的障害の子とそうでない子で一緒のチーム
(チャーリー)