- 発達障害の子供が情緒支援動物としてペットを飼うことは効果がありますか?
- 迷子になったペットを探す際の効果的な方法はありますか?
- 発達障害のある子供が安心を取り戻すために周囲はどのような支援ができますか?
米テキサスに住む女の子は、安心を取り戻しました。
その女の子アッシュ・ホルブルックは、発達障害です。
つい最近、友だちともいえるハトがいなくなってしまったために、ひどい状況になっていました。
ホルブルックは、ハトのジェラルディンが自分を心を落ち着かせてくれるといいます。
「自分は孤独ではないと安心させてくれるんです。」
ホルブルックは、昨年ケガをして保護されていたハトを獣医師から譲り受けました。
ホルブルックはそれからずっとハトを育て続けました。
ホルブルックと家族たちが、テキサスのシャーマンからオクラホマシティに来ているときに、ハトがいなくなってしまいました。
ホルブルックと家族たちはテレビに出演して、ピンクのおむつをつけたハトを探してほしいと訴えました。
「どうか空を見てください。
ジェラルディンは自分のことを鳥だと思っていません。
おむつをつけていなくても、あなたのところに寄ってくればそれはジェラルディンです。
寄ってこなければ、ジェラルディンと呼んでみてください。
自分の名前がわかっているので。」
しかし、ホルブルックはできる限りのことをしましたが、ジェラルディンと再び会えることはありませんでした。
「ハトをどうやって見つければいいのか、もうわかりませんでした。
たくさんのハトがいます。芝生の中から針を探すようなものです。」
しかし、驚くべきことが起こりました。
ドロレス・チャペスは車庫の上にとまっている、おむつをつけたハトを見つけました。
ジェラルディンのことをドロレスは知っていました。
「さぁ、ジェラルディン、こっちへ来て。」
ハトのジェラルディンはこっちを見ていたとドロレスは言います。
ジェラルディンをつかまえると、ドロレスは警察に電話をしました。
警察から、ホルブルックへ連絡が届きました。
「そんなことはありえない、そんなことはありえない、私は信じることができませんでした。」
そう、ホルブルックは言います。
しかし、ドロレスはこのことは偶然ではないと考えています。
ドロレスには動物を愛していた息子がいました。今年亡くしたばかりでした。
ドロレスは息子が、ハトのジェラルディンを助けたのだと考えていると言います。
「息子が、まだここにいるのだとわかりました。
本当にうれしくなりました。」
ハトのジェラルディンとの再会は、ホルブルックだけでなくドロレスにとっても最高にうれしいことでした。
「ホルブルックは、発達障害だと聞いています。
私の亡くなった息子は、二分脊椎症でした。
ホルブルックの母親と話をしたときに、同じ特別支援を必要とする子どもの母親としてわかりあえました。
彼女がホルブルックに持っている気持ちと、私が息子に持っていた気持ちは同じように感じました。
ハトのジェラルディンを見つけたのは特別なこと、奇跡だと思います。
本当にうれしいです。
私は、息子が導いたのだと思っています。」
ホルブルックは、ドロレスには感謝しきれないといいます。
「ドロレスは信じられないほどの存在です。
息子さんもドロレスを見守っていたんです。」
ホルブルックは、ハトのジェラルドと再び一緒になって、安心して過ごせるようになりました。
(出典・画像:米OKLAHOMA’S NEWS)
ハトに再会できた発達障害の女の子、亡くした息子を感じられたお母さん、本当によかったと思います。
涙腺にきました。
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(チャーリー)