- ソーシャルスキルを伸ばすための具体的なプログラムはありますか?
- 発達障害を持つ子どもが社会性を学ぶのに役立つキャンプはどこにありますか?
- 子どもが自分の感情をうまく扱えるようになるためにはどうしたらいいですか?
米ニューヨーク州のロチェスターでは、発達障害の子ども向けのソーシャル・キャンプが行われています。
このとりくみは、ケーパブル・ミーと名付けられている、1日2時間半、2週間に渡って行われる9〜11歳の子どもを対象にしたものです。
子どもたちは、自分の気持ち、他の人の気持ちに気づき、考えることを教えられます。
子どもたちは、運動をし学習ゲームを行い、そして脳を落ち着かせることも学びます。
社会にあるルールや、適切なこと、不適切なことも学びます。
言語療法士のシンディ・ウィーストはこう言います。
「自分の行動について、より社会的に認識できるようにします。
自分自身について理解し、適切な行動を行えるようになります。
自分に自信もつくようになります。」
このキャンプの時間、毎日子どもたちは、自分たちが知らなかった思考の捉え方を学びます。
「ロック・ブレイン、それはとても頑固で融通のきかないということです。
私たちは、それを追い出して、もっと柔軟に捉えて、考える、スーパー・フレックスになれるように教えました。
そして今週は、
一つのことに集中できない、ブレイン・イーター、激しく壊れ怒ってしまうグラスマンについても教えています。」
そうして、子どもたちが自分の感情を扱えるように助けていきます。
子どもたちは、社会性について考え、自分のまわりで起きていることを認識していくようになると、言語療法士のシンディーは語っています。
(出典・画像:米KTTC)
一定期間、親も一緒になって集中して学べることが、あっている家族も少なくないと思います。
ここでエッセンスを学んで、長期に活かす。そうできたらいいかもしれませんね。
発達障害の子と家族たちも歓迎。来てもらうために取り組む図書館
(チャーリー)