発達障害のニュースと障害者のハンドメイド

特別支援学校の生徒たちは先生にコーヒーを販売し日常生活を学ぶ

time 2017/12/14

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

特別支援学校の生徒たちは先生にコーヒーを販売し日常生活を学ぶ
  • 発達障害があっても、どのように役割を果たすことができますか?
  • 日常生活に必要なスキルをどうやって学ぶことができますか?
  • 実際にお金を使うことで、どのように学習効果が上がりますか?

特別支援学校の生徒たちが、ユニークな取り組みで日常生活に必要なスキルを学んでいます。
朝、コーヒーを入れる音で、多くの人が目を覚ましていることでしょう。
ここの生徒たちは、ガーデン・シティ・コーヒーカートの準備ができたことで、興奮気味です。
「コーヒーを入れて、それを配達してお金を得ます。
それで、楽しいことができるようになります。」
生徒のジョシュ・ショートはそう言います。
ジョシュやまわりの友だちは発達障害です。
c10 c9
「障害があっても、生徒たちは一人ひとり役割をはたすことができます。
生徒たちが誇りをもって取り組んでいるところを見ると、本当に素晴らしいと思います。
そうして生徒たちも、自分自身に自信を持つようになっていきます。」
約2年前からこのコーヒーカートの取り組みを始めたシエラ・プライス先生はそう言います。
c3
「これは、算数を学ぶための新しい素晴らしい方法にもなりました。
たくさんの生徒たちが、お金の概念を理解することにもとても苦労していたんです。
本を読むこともできるようになってきました。
注文が書かれた紙と、準備したコーヒーのメモが同じであることを確認するようにしたことが役に立っています。」
生徒たちはコーヒーの準備ができると、カートを押して各教室に行って先生にコーヒーを届けます。
c2
c8 c1 c5
「話すことができなかった生徒が、今は話すようになりました。
友だちと一緒にいたり、他の教室へ入っていける姿を見れるようになって本当にうれしく思います。
今はお互いに友だちの名前もわかるようになって、声をかけあっています。」
コーヒー配達の仕事が増えて、今は1日に3回、15のコーヒーを売っています。
c7
(出典・画像:米WSLS
本当に飲めるものを作って、本当にお金をもらう。
子どもたちには新鮮なはずなうえ、実践的なところがよいのだと思います。
うちの子どもも学校の活動で、わずかではありますが本物のお金を使ってコンビニやスーパーでちょっとしたものを買うということをしています。
親としても、本当に必要なことですし子どもも楽しいだろうと想像するので、それはとても素晴らしい「学習」だと思っています。
ポップコーンで発達障害の方の仕事を作る

(チャーリー)


たーとるうぃずを「いいね!」をする。フォローする。

その他の最新の記事はこちらから
福祉作業所で障害のある方々がひとつひとつ、心をこめて作り上げた良質なハンドメイド・手作りの品物をご紹介します。発達障害の関連ニュースや発達障害の子どもの4コマ漫画も。
気に入ったものはそのままamazonで簡単にご購入頂けます。

商品を作られた障害のある方がたーとるうぃずやAmazonに商品が掲載されたことで喜ばれている、売れたことを聞いて涙を流されていたと施設の方からご連絡を頂きました。

ご購入された方からは本当に気に入っているとご連絡を頂きました。ニュースや4コマ漫画を見て元気が出たとご連絡を頂きました。たーとるうぃずがますます多くの方に喜ばれるしくみになることを願っています。


NPO法人Next-Creation様からコメント

「たーとるうぃず様で販売して頂いてからは全国各地より注文が入るようになりました。障がい者手帳カバーは販売累計1000個を超える人気商品となりました。製品が売れることでご利用者の工賃 UP にもつながっています。ご利用者のみんなもとても喜んでおります」

テキストのコピーはできません。