- 発達障害や自閉症の子供でも才能を発揮できる分野はあるのか?
- ジグソーパズルはどのようにして発達障害や自閉症の人に役立つのか?
- 発達障害や自閉症の子供に夢を持たせるためにはどうすればよいのか?
人生もジグゾーパズルであったなら、ジャック・ブライツは間違いなく、難しいことがあっても解決することができたはずです。
ジャックは、40320ビースで作られている、巨大なディズニーの壁画になったいるジグソーパズルを完成させました。
「私は80日間、それは11週間と423時間をかけて、一人で全部をやりました。」
ジャックがそう答えます。
米マサチューセッツ州に住む20歳のジャックは発達障害です。
そして、才能を持っています。
「私は自閉症です。私はたくさんのイメージを頭の中に入れることができます。
そしてそれらを結びつけることができます。なので、こうしたパズルを組み立てるのにはとても役立つのです。」
ジャックは3歳のときに初めてジグソーパズルをしました。
「パズルをすると、私は幸せです。穏やかで楽しい気分になります。
私は障害があって、難しくなることも多いので。」
このディズニーの大きなパズルは、ジャックにとってこれまでの中で最大の挑戦でした。
「もっとも難しかったのは、ファンタジアのところです。
それには、7日間と53時間かかりました。」
ジャックは、パズルを組み立てくるのにかかった時間、その時間に価値があると言います。
このディズニーのジグソーパズルの壁画は高さ約1.8m、長さは約6.7mもあります。
ジャックはこの傑作で、障害を持つ人たちに夢を持って欲しいと願っています。
「私には障害があります。
けれど、私はたくさんのことができます。」
実際、この壁画パズルは2つめのものです。
ジャックはこれまでに3万ピースのパズルも組み上げて、学校に寄付をしました。
こんなに大きなパズルを2つも作ったのはジャックだけでしょう。
「私は、世界で最も大きなパズルを2つ以上作る、アメリカで最初の人になるんです。」
ジャックは、今回の傑作も寄付をして、もっと大きなパズルにチャレンジしたいと語っています。
(出典・画像:米FOX6 NOW)
難しくなることもある反面、こんなに素晴らしくできる面もあります。
うちの子どもは話もできませんし、年齢相応のことは何もできませんが、一緒にいるだけで私はいつもとても癒やされます。
ご本人も親も周りも、もっともっとたくさんの人が良い面に気づくことができればと心から思います。
発達障害の息子の絵が今、世界を惹きつける
(チャーリー)