- 発達障害の子どもをサポートする具体的な方法はありますか?
- 発達障害の子どもが薬を忘れないようにするにはどうすればいいですか?
- 発達障害の子どもが緊急時に家族と連絡を取る方法はありますか?
オーストラリアのアローラ州立学校の学生が、リトルビッグアイデアコンテストで、ナショナルウィナーの称号とNASAへの旅行が贈られました。
ジャスミン・エルドリッジは、オーストラリア全国から1000件以上の応募があったなか、優勝したのです。
ジャスミンが応募したアイデアは、ロボットの犬「D.O.T」です。
発達障害の子どもを助けるために設計されたものです。
D.O.Tは、子どもが薬を飲むことを忘れないようにしたりする、助けるロボット犬です。
緊急時には、電子メールやテキストメッセージで家族に連絡をとることができるボタンもついています。
D.O.Tには、GPSがついたリストバンドが首輪としてつけられています。
それは、子どもを落ち着けるのを助けるようにLEDが点滅するようにもなっています。
呼吸を整えて、落ち着けるようにするゲーム機能も備わっています。
ジャスミンは、子どもを助けるために何かを作りたいと数年前にこのアイデアを思いつきました。
「発達障害の私も自分自身で、発達障害の子のために何か作れるはずとおもったんです。
発達障害であるということは、違ったものの見方をしているということです。
私は、たくさんの馬のぬいぐるみを持っていましたが、
ロボットにも興味があったんです。」
ジャスミンのこの受賞したアイデアは、審査委員会によって最もオリジナリティが高く、創造的でありかつ実用的であると評価されました。
「ジャスミンは、他の子どもたちが、発達障害の子どもを好きになれるように、発明してプロトタイプの開発まで行ったんです。
このアイデアは、多くの人にポジティブな影響を与えます。
そして、実現可能で、商品にもできます。
もう、プロトタイプから実用的な製品になるところです。」
審査委員会のグエン博士はそう語ります。
(出典・画像:豪The Chronicle)
オーストラリアからアメリカのNASAに見学旅行できるなんて、本当にすばらしいプレゼントですね。
発達障害は、ものの見方が違う。
だからこそ、可能性も大きくあるんです。
自宅で学ぶ発達障害の少女が人工知能の開発
(チャーリー)