- 自閉症スペクトラムの理解を促進するためには、どんな情報発信方法が効果的なのか?
- 自閉症に関する誤解や偏見を減らすためには、どんなアプローチが有効なのか?
- 自閉症スペクトラムの人々にとって、どのような環境や支援が最も役立つのか?
17歳のブラッド・ヘネシーは、自閉症スペクトラムへの多くの人の認識を変えたいと願いました。
しかし、このオーストラリアの少年は、自分についての経験を話したり、動画にして見せるのではない、もっとインタラクティブな方法でそれを行おうとしています。
ブラッドは、自閉症スペクトラムの人になって世界を体験するテレビゲーム「Aspie Life」の開発に取り組んでいます。
ブラッドは自閉症という言葉が、侮辱や恐怖の言葉として使われれていたり、大きく誤解されているのを目にして、ゲームの開発を決意しました。
「自閉症についての誤解で最も典型的なものは、予防接種のワクチンが自閉症の原因だとするものです。
全くこれは真実とはいえません。」
ブラッドはそう言います。
「私は、どうしてそんなことを考えるようになるのか疑問に思いました。
いろいろ調べてみると、正しい知識が不足していることがわかりました。
自閉症とは本当はどんなものかを人に伝えようとしても、理解しやすい情報が不足しているのです。
自閉症についてはの科学的な論文はたくさんあります。しかし、一般の人はそれを読むことはありません。」
テレビゲーム「Aspie Life」では、プレイヤーや自閉症スペクトラムの人になって日常生活を送ります。
限られた数の言葉を使い、感情をコントールして他の人とコミュニケーションをしたりします。
感情と健康のポイントを減らさないように行っていきます。
「自閉症の人はそれぞれ、一人ひとり違います。
このゲームは、私の自閉症を通して世界を体験するものです。」
自閉症スペクトラムのキャラクターが出て来るテレビゲームはわずかです。
テレビゲーム「Overwatch」のキャラクターのシンメトラが自閉症であることが発表されたくらいです。
ブラッドのゲーム開発は続いています。
2018年の初めにはリリースしたいと考えています。
「ゲームをプレイした後に、少しでもわかってくれたらと思います。
自閉症について少しでも知って、理解してもらえれば、
僕のミッションは成功です。」
(出典:米The MIGHTY)(画像:Youtube)
ドッド絵がいい感じです。
当事者だから、こう見えている、伝えたい、そんなことがたくさん含まれているのだと思います。
ゲームが無事に開発できてリリースできること祈っています。
発達障害児RPG「Max〜発達障害の少年の物語〜」
(チャーリー)