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毎年、モリーは夏休みからハロウィンにどんな格好をするか考え始めます。
それは、モリーが大好きなことです。
9月になって、モリーは衣装のデザインができました。
「Amazonプライム」になろうと考えました。
Amazonのダンボール箱でできたトランスフォーマーのオプティマス・プライムです。
モリーは14歳。高機能自閉症です。
モリーの母親のジェイミーは、友だちや近所の人からAmazonの箱をもらえば、足りると思いました。
しかし、とても必要でとても特殊なもの、Amazonのテープは手に入れることができません。
Amazonプライムのテープです。
母親のジェイミーはAmazonのカスタマーサービスに電話をしたり、電子メールをしたり、チャットをしたり思いつく限りのことをしました。
家族が求めているものを、世界的な巨大企業に伝えることは簡単ではありませんでした。
KindleFire(注:AmazonのAndroid端末)の機能で、Amazonのカスタマーサービスとテレビ電話ができる機能を思い出しました。
そしてジェイミーはやってみました。
それが、Amazonのマービンと出会えた瞬間です。
マービンは南アフリカのケープタウンにあるAmazonで働いていました。
Amazonプライムのテープを求めていることを理解しました。そして助けるために動き出しました。
3週間に渡って、ジェイミーとマービンはやりとりをしました。
マービンも社内での調整を努力したのですが、保安上の問題からAmazonのテープのロールを送ることはできないという結論でした。
しかし、マービンや同僚たちはあきらめず考え、そして解決しました。
テープのロールではなく、必要と思われるサイズにカットしたテープ、
そして、Amazonのダンボールを無償で贈りました。
「大きな箱が家に届きました。
箱の側面には、モリーに素晴らしいハロウィンをと伝える手書きのメッセージが添えられていました。」
母親のジェイミーはそう言います。
モリーと父親のケビンは作業を一緒に始めました。
30時間以上をかけて、「Amazonプライム」の格好が完成しました。
こうして完成したことだけが素晴らしいのではなく、このAmazonに感謝するできごと、うれしいニュースがあったことをモリーの家族たちは伝えたかったと言います。
「Amazonの人たちは、想像以上のサービスをしてくれて、変わった女の子のハロウィンを盛り上げてくれました。」
(出典・画像:米KHOU)
たしかに「Amazonプライム」面白いです。
こんなことをしてくれたら、無機質な感じがする世界的な巨大企業でも見かたが変わります。
すばらしい、粋なことしてくれますね。
理解されていない女の子の発達障害
(チャーリー)