- 発達障害の子どもが夢を追いかけて成功することは可能ですか?
- 発達障害の子どもを持つ親ができるサポートは何ですか?
- 社会が発達障害に対する見方をどのように変えられるでしょうか?
子どもの誕生はとてもうれしいものです。
しかし、発達障害の子であれば、アフリカの多くの家族にとっては負担となります。
このアフリカ、ガーナの14歳の少女は発達障害であっても、夢を追いかけチャレンジを続けています。
ナラ・ヤー・オヘンワ・カフールはアフリカに住む人らしい美しさを持っています。
そして、優しい笑顔はみんなを魅了します。
ナラは発達障害です。発達障害の人への考え方を変えようとしています。
世界で活躍するトップモデルになることを夢見ています。
ナラの写真では、彼女はモデルであることがわかります。
しかし、その写真からはわからない、これまでの努力や家族の協力、ガーナでの発達障害の子への扱いについてのストーリーがあります。
ナラの母親のメアリーは、ナラが5歳のときに発達障害であることがわかったといいます。
幼かったナラは、他の子どもたちができたことができませんでした。
笑うこともありませんでした。
特別な子どもだとメアリーは思いました。
メアリーは、ナラのためにできるだけのことをしよう、最善を尽くそうと決めました。
時間もお金も、これまでのこどもたちより倍かかったそうです。
メアリーは広い家、家庭教師、いろいろな療育をナラに与えました。
メアリー自身も、特別支援が必要な子どもへの教育を学びました。
楽しいことも、辛いことも経験しながら、家族はナラを育ててきました。
ナラは、簡単な手話や行動で、痛みや悲しいこと、うれしいことを伝えることができるようになりました。
そして、ナラがモデルになりたいと考えるようになって、母親のメアリーはネットに写真を投稿するようになりました。
ナラは笑みを浮かべ、ポーズをとります。
そうして、ナラはモデルへの道を歩み始めました。
母親のメアリーはこう言います。
「発達障害を治す魔法の薬はありません。
発達障害の子どもはそれぞれが異なります。
適切なサポートをすることができれば、娘のナラのように挑戦していくことができます。
夢への実現に向かっていけるのです。
発達障害というのは、障害だとは思いません。
まわりから理解されていないだけです。」
(出典・画像:ガーナJoy Joy Online)
子どもがこんなふうに、前に向かっていくようになったら、親としてこんなにうれしいことはないと思います。
子どもには、ずっと笑顔で進んでいってほしいものです。
できないと思っていただけかもしれない。
(チャーリー)