- 発達障害の子供は、どうやって自分の特異な興味や能力を活用できますか?
- 自閉症やADHDの子供が何かに強くのめり込むのは、どのようにサポートすればよいのでしょうか?
- 家族が発達障害の子供の特別な興味にどのように対応し、共感することができますか?
そのすばらしい、暗くなっていく真昼の太陽の下で、9歳の少年はこれまでの人生で最大の経験をしています。
彼は天文学者のように、惑星に関する本を水泳のレッスンにも持っていき、ハロウィンでは太陽系の格好をして、小学校3年生で、多元宇宙理論の理解をしたいといいました。
「宇宙は1つではありません。
無限の数の宇宙があるという理論です。
もっと理解しようとしています。」
そう、息子のジョージは語ります。
ジョージは将来、その理論を聞きたいか、たずねます。
弟のエメットは、ずっと宇宙の話ばかりなので少し疲れたと語ります。
エメットにすれば、天体物理学の研究室に住んでいるようなものです。
「宇宙はダークマターで満たされています。」
そうジョージは語ります。
「いいえ、僕のところにはないよ。」
弟のエメットは答えます。
ジョージは発達障害です。
発達障害の人が持っているすごい能力の1つが、ジョージも持っているこの能力。
細部にまで注意をこらして考え、そしてのめり込むことです。
「奇妙な偶然の一致によって、太陽は月よりも400倍大きく、月は太陽よりも400倍、地球の近くにあります。」
ジョージは説明します。
これまでのことを考えれば、今週米ネブラスカ州へ旅ををして、農場で地元の人たちと日食を見ないわけにはいきませんでした。
それはもう、完璧なシチュエーションでした。
月が太陽を隠すと、それは本当に素晴らしいものでした。
「好き嫌いはだめ。」そう言いながら、子どもに野菜を食べさせようと親はします。
日食のこの機会では、そんな無理やりなことをしなくても、子どもの情熱を育むことができます。
多くの人たちが、日食を観察しました。
私のような親からすれば、日食よりも美しいのは、子どもたちの反応でした。
(出典・画像:米KCCI)
2017年8月21日 北アメリカ大陸横断皆既日食がありました。
話題になっていましたね。
こんなイベントに宇宙好きの子どもがいたら、宇宙が好きな子でなくてもですね、それは一緒に観たいです。
次に日本で皆既日食が観れるのは、2035年9月2日。北陸から北関東にかけた一部の地域で観れるそうです。
20年後では、もう子どもではありませんね。
皆既日食を待たずに、面白そうな体験はどんどん子どもとしたいですね。
飛行機に乗れない発達障害息子と米国横断旅
(チャーリー)