発達障害のニュースと障害者のハンドメイド

宇宙が大好きな発達障害の息子と日食を観る

time 2017/08/30

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

宇宙が大好きな発達障害の息子と日食を観る
  • 発達障害の子供は、どうやって自分の特異な興味や能力を活用できますか?
  • 自閉症やADHDの子供が何かに強くのめり込むのは、どのようにサポートすればよいのでしょうか?
  • 家族が発達障害の子供の特別な興味にどのように対応し、共感することができますか?

そのすばらしい、暗くなっていく真昼の太陽の下で、9歳の少年はこれまでの人生で最大の経験をしています。
彼は天文学者のように、惑星に関する本を水泳のレッスンにも持っていき、ハロウィンでは太陽系の格好をして、小学校3年生で、多元宇宙理論の理解をしたいといいました。

「宇宙は1つではありません。
無限の数の宇宙があるという理論です。
もっと理解しようとしています。」
そう、息子のジョージは語ります。
ジョージは将来、その理論を聞きたいか、たずねます。
弟のエメットは、ずっと宇宙の話ばかりなので少し疲れたと語ります。
エメットにすれば、天体物理学の研究室に住んでいるようなものです。
「宇宙はダークマターで満たされています。」
そうジョージは語ります。
「いいえ、僕のところにはないよ。」
弟のエメットは答えます。

ジョージは発達障害です。
発達障害の人が持っているすごい能力の1つが、ジョージも持っているこの能力。
細部にまで注意をこらして考え、そしてのめり込むことです。
「奇妙な偶然の一致によって、太陽は月よりも400倍大きく、月は太陽よりも400倍、地球の近くにあります。」
ジョージは説明します。
これまでのことを考えれば、今週米ネブラスカ州へ旅ををして、農場で地元の人たちと日食を見ないわけにはいきませんでした。
それはもう、完璧なシチュエーションでした。
月が太陽を隠すと、それは本当に素晴らしいものでした。
「好き嫌いはだめ。」そう言いながら、子どもに野菜を食べさせようと親はします。
日食のこの機会では、そんな無理やりなことをしなくても、子どもの情熱を育むことができます。
多くの人たちが、日食を観察しました。
私のような親からすれば、日食よりも美しいのは、子どもたちの反応でした。
(出典・画像:米KCCI

2017年8月21日 北アメリカ大陸横断皆既日食がありました。
話題になっていましたね。
こんなイベントに宇宙好きの子どもがいたら、宇宙が好きな子でなくてもですね、それは一緒に観たいです。
次に日本で皆既日食が観れるのは、2035年9月2日。北陸から北関東にかけた一部の地域で観れるそうです。
20年後では、もう子どもではありませんね。
皆既日食を待たずに、面白そうな体験はどんどん子どもとしたいですね。
飛行機に乗れない発達障害息子と米国横断旅

(チャーリー)


たーとるうぃずを「いいね!」をする。フォローする。

その他の最新の記事はこちらから
福祉作業所で障害のある方々がひとつひとつ、心をこめて作り上げた良質なハンドメイド・手作りの品物をご紹介します。発達障害の関連ニュースや発達障害の子どもの4コマ漫画も。
気に入ったものはそのままamazonで簡単にご購入頂けます。

商品を作られた障害のある方がたーとるうぃずやAmazonに商品が掲載されたことで喜ばれている、売れたことを聞いて涙を流されていたと施設の方からご連絡を頂きました。

ご購入された方からは本当に気に入っているとご連絡を頂きました。ニュースや4コマ漫画を見て元気が出たとご連絡を頂きました。たーとるうぃずがますます多くの方に喜ばれるしくみになることを願っています。


NPO法人Next-Creation様からコメント

「たーとるうぃず様で販売して頂いてからは全国各地より注文が入るようになりました。障がい者手帳カバーは販売累計1000個を超える人気商品となりました。製品が売れることでご利用者の工賃 UP にもつながっています。ご利用者のみんなもとても喜んでおります」

テキストのコピーはできません。