- ロボットを使った療育法はどのように自閉症の子供たちを支援しますか?
- 子供たちがロボットと遊ぶことで身体を動かす効果はありますか?
- Lekaのようなロボットがお子さんとのコミュニケーションをどう改善しますか?
自閉症やその他の発達障害を持つ子供たちは、多くの場合、社会的スキルを身につけるのに苦労をしますが、ロボットから助けを得ることができるようになりました。
ロボットを持ち上げて振って、どこかに隠す。
するとロボットが音を出すので、その音をたよりにして子どもたちがロボットを探す。
そんな、かくれんぼなどの遊びを通じて子どもたちにいろいろなスキルを教える、
おもちゃのロボット Leka。
「テクノロジーは、特別支援教育の多くの場面で使われています。しかし子どもたちの体を動かすことにはあまり貢献ができていません。というのも、いすに座って使ったり、使うのに体全体を動かす必要がないからです。
ロボット技術は研究向けを除くと使われていません。また研究向けなので、数千ドルする高価なものとなっています。
もし子どもとロボットと介護者がいれば、子どもはロボットを通じてより多く介護者とやりとりをするでしょう。
ロボットは子どもとその周りの人とのコミュニケーションを結ぶ橋となるのです。」
と パリを拠点とするLekaの共同設立者CEO Ladislas de Toldi
490ドルのLekaは安いとはいえないかもしれませんが、高価な研究向けロボットに比べれば手が届きます。
現実のものを見つける絵合わせゲームなどのアプリも入っています。
Lekaがバナナの絵を見せると、実際に本物のバナナを見つけてLekaに見せないといけないゲームです。
また、色を学ぶようなゲームもあります。部屋の中からその色を探さなければなりません。
それらのゲームは研究に基づいたもので、子どもを動かす ようにしてあるのがポイントです。
「このロボットのもっとも重要な特長は、子どもたちの体を動かす働きです。
というのも、ロボットがまわりを動くので、子どもが体全体を使ってロボットと遊ぶ。
すると子どもが自分のまわりに興味をもちだすのです。」
Lekaはそれぞれの子どもたちにあわせてカスタマイズすることができます。ある音や光が嫌いであれば、それをなくすことができます。またずっとの間、介護者に子どもの発達についての詳細なデータを提供します。この秋にはロボットが提供するメリットについての臨床試験も始まります。
これまでにも、介護者から「ロボットが子どもたちとの関係をより深いものにしてくれた」と評判です。
(出典・画像:http://www.fastcoexist.com)
とてもかわいい、まるまるなロボットです。これは障害のあるなしに関わらず、欲しくなりますね。
事前販売予約など現在行っています。
ものすごく大きな無骨なロボットの時代から研究をしている先生もいます。
心理療法士を目指すロボット
(チャーリー)