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発達障害の青年と家族は夢に向かって進む。

time 2017/07/04

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

発達障害の青年と家族は夢に向かって進む。
  • 夢を持つことはどんな影響を与えてくれるのか?
  • 発達障害を持っている人が夢を実現するために必要なサポートは何か?
  • 夢を持てない状況や明確な夢を持てない時、どのように対処すればよいのか?

25歳の米ジョージア州ニューナンに住むアーロン・ファウンテンは大きな夢を持っています。
それを邪魔できるものは何もありません。
アーロンは、人とのやりとり、コミュニケーションに問題をかかえることで知られる発達障害です。
そして、それが自分を形作っていることも知っています。
「発達障害は、自分をクールで素晴らしいものにしてくれているんです。」
こうアーロンが強く思っていることを、母親のダーウィンが言いました。
約1年ほど前から、アーロンの将来の目標について話し始めたといいます。
「息子はアイスクリームの事業を始めたいと言いました。」
母親や家族、友だちは、4歳で自閉症スペクトラムと診断をされたアーロンを応援してきました。
「夢を持つことは素晴らしいとを知ってほしい。
その夢は必ず実現できるのです。」
母親のダーウィンは、アーロンは働いて自立できる力があるといいます。
そして、それを誇りに思っています。
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アーロンの妹のアリは、アーロンのアイスクリームの事業はうまくいくはずだと言います。
「兄のアーロンはとても素敵です。そしてこれからいろいろな人にアイスクリームを販売することを考えると、すごく興奮しています。」
アーロンは2歳の頃、最初に重度のADHDと診断をされました。そして4歳で自閉症スペクトラムとも診断をされています。
「息子は17歳になって、症状が悪くなり、退行もありました。
たくさんのことができなくなってしまいました。そして、多くのことを再び学びました。」
退行は発達障害をもつ5人にひとり、発生する可能性があります。
しかし、アーロンにとってこれは問題ではありませんでした。
「ここ10年間、アーロンはうまくいっています。落ち着いています。
ユーモアもいつも持っています。アーロンはあきらめることはありませんでした。」
母親が、アーロンがアイスクリームショップを持つという夢を叶えることができると信じているのは、アーロンがいつも前向きだからです。
しかし、まずは小さく販売してみることから始めなければなりません。
これが最初の大きな目標です。
「息子はまず、売り場と保管するためのスペースを借りる必要があります。」
販売を行うためには、必要な認可を得る必要があります。
そのため、母親は家族はそれを助けました。そして、資金の確保も必要です。
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そのために、まずアーロンはTシャツをデザインし、販売を始めました。
母親はクラウドファンディングでの資金調達を始めました。
アーロンは、アイスクリームを販売して、たくさんの人たちと出会える機会となる夢についてたずねられると、こう答えました。
「人に会うと、僕は本当にうれしくなるんです。
いつか、アイスクリームを販売することを考えると、興奮します。
アイスクリームマンと呼ばれるようになりたいです。」
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アーロンの家族や友人たちは、アーロンの努力が、その夢を実現させるだけでなく、発達障害についてみんなに知ってもらうこと、そして困難をかかえていてもできるということを世界に見せてほしいと願っています。
アーロンのおばのドナ・ジェンキンスはこう言います。
「アーロンが世界をどう捉えているのか。それは私の人生に影響を与えてきました。
アーロンは、他の人に対して悪く思うこともありません。常に前向きに捉えています。
アーロンは、他の人のできることやできないこと、それだけを見るようなことはしないんです。」
(出典・画像:米THE NEWNAN TIMES-HERALD)(画像:Pixabay
「夢があっていいですね。」
昔のことですが、会社の仕事であっても、できればその人のやりたいことや、もっている夢、そのベクトルにあったものをお願いしていきたいと思って、新人君にたずねた時に返ってきた言葉でした。
この時に、夢がない人っているんだと知りました。
私自身、苦しいことや辛いことがあっても、持っている夢のためにがんばろうと思って生きてきたからです。
しかし、夢なんて見ていられないという状況にあったり、はっきりとした夢をまだ持てない頃もありますよね。
そう思えば、夢をもてたら、それだけでまず喜ぶ。
そして、調子に乗って夢に向かっていく、向かっていってほしいです。
 
知的障害のある方たちが始めた洗車ビジネス

(チャーリー)


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