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自閉症青年は始めた活動で大きな存在になった

time 2017/07/01

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

自閉症青年は始めた活動で大きな存在になった
  • 1. 自閉症スペクトラムの15歳がどのような活動をして表彰されたのか?
  • 2. 支援を受けた病院への募金活動はどのような内容だったのか?
  • 3. その行動によって周囲の人々がどのような反応を示したのか?

カーター・クロケットは大きなことをして、米ニュージャージー州ミルビル市から表彰されました。
ミルビル高校に通う15歳の自閉症スペクトラムのカーターは、ミルビル警察署とマイケル・サンティアゴ市長から、セントジュード病院の子どもたちに1000以上の絵本やクレヨンを寄付したことで称えられたのです。
カーターと家族は、友人たちとそれらの本を、子どもたちに配達していく予定です。
ある日レストランで食事をすると、病院への募金活動が行われていました。
その病院は、小児がんの治療に力を入れている病院です。
数ヶ月後、カーターはこの病院の子どもたちに支援をしたいと母親のバディに相談をしました。
「息子は私のところに来て、お母さん、子どもたちのために何かしたいと言ったんです。
僕は自閉症だけれど、この子どもたちはがんになっていて、命の危険がある。」
「誰でもみんな、カラフルなのが好きです。
なので、色のついたものをあげたいと思いました」
そうカーターは言います。
そして、カーターはカラフルな絵本を集めるようになりました。
他の人からもカラフルな絵本の寄付を受けるようになりました。
母親のバディーが1ヶ月前ほどに、このことについてFacebookに動画を投稿したところ、大きな話題となりました。
「私たちは興奮しました。
あのレストランも動画を見てくれていて、支援者となってくれました。」
そのレストランチェーンは、カーターが病院の子どもたちに本を渡すことを手伝っています。
カーターと家族、友人たちがそのために必要となる旅行宿泊費を援助しています。
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「カーターはまだ子どもなのに、がんと闘っている他の人たちについて考えています。
こうした彼の行動で、多くの人も動かされるのです。
ミルビル警察は、カーターをとても誇りに思っています。
委員会でも、どういう支援ができるか話し合いました。
カーターは警察官ではありませんが、ミルビル警察はカーターを本当に誇りに思います。」
そうミルビル警察署長のジョディ・ファラベラが言います。
警察署では感謝のしるしとして、カーターにジュニア警官バッジを作り贈りました。
そして、サンティアゴ市長からも感謝状が贈られたのです。
「ここに、他の人を助けたいと活動を始めた若者がいます。
彼がどれだけ素晴らしいか、彼の両親や子育てがどれだけ素晴らしいものか、ただ私は伝えたい。
もし、あなたもこのように誰かを助けたいと考えたら、こうして行ってください。
彼や彼の家族を本当に誇りに思うばかりです。
そして警察署も。
カーターと連絡がとれたときに、警察署長が言ったのです。
私たちも、このように取り組んできたカーターに何かをすべきだと。」
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後日、カーターは警察官のエスコートを受けて、これまでの取り組みを講演するために出発をしました。
サンティアゴ市長は、カーターの取り組みをみんなに知って感じてほしいと考えています。
「話を聞いて、助け合う精神を知ってもらいたいのです。
そして、カーターが行ってきたこと、今行っていることを、みんなで称えたいのです。
これは、私たちみんなにとって、大きなすばらしい出来事なのです。
カーターは私たちにとって、大きな存在なのです。」
(出典・画像:米nj.com
人はそれぞれで、それは障害のある方も含めてもちろんのことなので、全員がそうであるわけではありませんが、
福祉作業所様へ訪問して出会う、知的障害や精神障害の方々にはとても優しい印象を受けます。
笑顔で挨拶にこたえてくださったり、お菓子なんかくれたりして、こちらのことをとても尊重してくださる感じをよく受けます。
苦労を知っているからこそ、人に優しくできる。相手を思いやれる。そういうことって、あると思います。
 
ラジオ局に飛び込みDJになった発達障害青年

(チャーリー)


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